SSブログ

力道山 増田俊也さんの「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」(新潮社刊)に第43回大宅壮一ノンフィクション賞

スポンサーリンク




第43回大宅壮一ノンフィクション賞(日本文学振興会主催)は
4月10日、増田俊也さんの「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」(新潮社刊)に決定。

雑誌『ゴング格闘技』で約4年にわたり連載された
増田俊也氏の「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」を一冊の本にまとめたもの。
近代格闘技史がこの本を読むとわかります。

森健さんの「『つなみ』の子どもたち」(文芸春秋刊)と
「つなみ 被災地のこども80人の作文集」(同)も受賞。

宮城、岩手両県の被災地の幼児から高校生まで80人が参加した「作文集」を企画・取材・構成。
さらに、子どもたちと家族のその後を取材したルポ「『つなみ』の子どもたち」を発表。
作文を寄せた子どもたちも受賞者となります。

力道山(りきどうざん) 日本のプロレスラー。
1924年11月14日 - 1963年12月15日没39歳
本名 百田 光浩(ももた みつひろ) 出生名 金 信洛(キム・シルラク)
大相撲の力士出身。
日本のプロレス界の礎を築き、日本プロレス界の父と呼ばれています。

北朝鮮出身。
後に長崎県大村市の農家・百田家の養子となります。

身長176cm(プロレス時代の公称身長は180cm) 体重116kg。

二所ノ関部屋に入門し、1940年5月場所初土俵、1946年11月場所に入幕。
入幕2場所目の1947年6月場所に前頭8枚目で9勝1敗の星をあげ
横綱羽黒山、大関前田山、同東富士ら3人と相星となり、優勝決定戦に出場。
優勝は、横綱羽黒山。

1949年に関脇に昇進するが、突然、自ら髷(まげ)を切り廃業。

力道山は、練習を見に行き、プロレス転向を決意。
1952年に渡米し、ホノルルで日系人レスラー沖識名の下で猛特訓。
翌年帰国して新田新作と日本プロレス協会を設立。

シャープ兄弟を招いて1954年、全国を14連戦した初興行は
テレビ放送が1953年にテレビ放送が始まったことで全国民の支持を受けて大ブームに。
この興行で力道山のタッグパートナーは
15年間不敗のままプロに転向した柔道史上最強と謳われる木村政彦でした。

ただ、木村は「力道山のプロレスはジェスチャーの多いショーだ。真剣勝負なら負けない」
と怒りをぶちまけ、挑戦を表明しました。

力道山は挑戦に応じ
1954年「相撲が勝つか柔道が勝つか」と騒がれた
プロレス日本ヘビー級王座の決定戦が行われました。

しかし、この試合は予想だにしない凄惨な結末をむかえました。
試合途中、力道山が突然殴りかかり、そのまま張り手の連打を打ちまくって
木村政彦をそのままKO。
木村は大量の血を吐き、マットに大きな血だまりができました。

この謎の多い力道山vs木村政彦の試合の舞台裏について
「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」というノンフィクションが
今までとは違う木村側からの視点で綿密な取材で描かれています。

柔道王として誇りを持って生きてきた木村は恥をかかされ
この一戦以来、人生のどん底に落ちていきます。
そして力道山を殺すために短刀を持って力道山を付け狙いました。

1955年には、キングコングを破ってアジアヘビー級王座を獲得。
1958年には、ルー・テーズを破ってインターナショナル・ヘビー級王座を獲得。
1959年には第1回ワールドリーグ戦を開催し優勝。
1962年には、フレッド・ブラッシーを破ってWWA世界ヘビー級王座を獲得。

1963年、東京体育館で行われたWWA世界選手権 ザ・デストロイヤー戦は
平均視聴率で実に64.0%を記録。
これは歴代視聴率4位にランクされています。

1963年12月8日
赤坂のナイトクラブ「ニューラテンクォーター」で
暴力団住吉一家傘下の大日本興業構成員の村田勝志と
足を踏んだ、踏まないで口論になり、馬乗りになって殴打したところ
村田に下から登山ナイフで腹部を刺されました。

だが、自ら持ちかけた喧嘩ということもあり表沙汰にはせず
知り合いの勤める山門病院に入院。
12月15日死去。









スポンサーリンク




スポンサーリンク


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0)  [編集]

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
Copyright © トレンド発掘屋 All Rights Reserved.

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。