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工藤公康氏(48)の引退セレモニーが
4月7日の西武対ソフトバンク戦の試合前に行われました。
工藤氏は、最後のマウンドに立ちました。
捕手には2歳下の西武の渡辺監督。
バッターボックスには、1歳上のソフトバンクの秋山監督と
西武の黄金時代を支えた3人が勢ぞろい。
工藤氏は
「マウンドから届かなかったのは初めて」という、ゆるい大きなカーブはワンバウンドで
捕手の渡辺監督の手に。
秋山監督のバットは空を切りました。
投球後、笑顔で3人は握手を交わしました。
あいさつで
「西武の球団、監督、チームのみなさん。
ホークス球団の球団、監督、チームのみなさん。
試合前の貴重な時間を作っていただき、ありがとうございます」
「たくさんの思い出を作ってもらった」と西武時代。
5年間在籍したダイエー(現・ソフトバンク)時代にも優勝を経験しました。
「この2球団は、大事な球団です」
「これからは、陰ながら野球界を支えていきたい」
大歓声に包まれながら、長い野球人生に幕を下ろしました。
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